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VIVISTOP Remote

まちからつくる君のパレット

KoyamaAsako

Asako Koyama

2020/5/22

まちからつくる君のパレット

こんにちは!
3月末よりインターン生になりました「あっちゃん」と申します。

都市デザイン・都市計画研究室に所属する、建築学専攻の大学院生です。
自発的な発見の楽しさ、他人と共有したときの刺激、見える景色が変わる感覚を子供達と体験したい!そんな思いからVIVITAのインターン生となり、「まちからつくる君のパレット」を企画しました。

この企画は「いつも見ているまちは視点次第で、こんなに変わる!」
といったまちあるきベースの企画です。
今回の視点は、「まちは色が集まってできているとしたら?」でした。
全3回のビデオチャットを通し沢山の発見がありましたので、
この場でご紹介します!

【第1回:まちは何が集まって出来ている?】

~自己紹介~

参加者はきき、みー、こうへい、あっちゃん、ももこさんの5人。
初めましてのあっちゃん企画に、皆すこし緊張していましたが、自己紹介タイムの「実は○○なんです。構文」で盛り上がり、緊張が解れました。

初日は通信環境が悪く筆談を交えた会話でしたが、其々で反応を大きくしたり、「OK!」という小さなテロップを用意するなど、その場工夫して楽しみました。

~まちは何が集まってできている?~

「まちは何が集まって出来ているのか?」をみんなで考えました。
道路、木、建物、生き物、人、、、、、。
ききは最初から「色でしょ?」とすぐに感づいていましたが、その他の要素が沢山あがりました。
でもどの要素もまちがっていない。
そう、この問題に正解は一つではありません。その中でも今回は、道路の色・木の色・建物の色・・・というように、まちを色の集合体として見ていきます!

~ミッション出題~

あっちゃんが散歩しハンティングした色とその考察を少し紹介しました。

あっちゃん「何色で出来てるかな?なんでこんな色になってるんだろう?」
みー「5色くらい?」
きき「水がかかっているみたい」
こうへい「6色くらい?」

みんないい線しています。これは石にかかったガソリンが乾きグラデーションがかった色になっているんです。
みんなの好奇心も高まったところで、第1回のミッションを出題しました。
その内容は「まちから色をハンティングする!」というものです。

ききとみーはビデオ終了後に「さっそく撮ってくる!」と、こうへいも意気込んだところで、この日のビデオチャットは終了。

色という視点と、それぞれの感性で面白い発見が生まれてきそうな予感がします♪

【第2回:ハンティングした色について考えよう】

~ハンティングしてきたものの発表~

みー ハンティング

グラデーションがかった繊細な色をハンティング。晴れた日に見えるオレンジの夕焼けでもない、おちついた色の夕焼け。 時間帯や気候が感じられ、ちょっとノスタルジックな気持ちになる素敵な色です。

きき ハンティング

水滴にもピントを合わせ、つつじから鮮やかな色をハンティング。水滴によるみずみずしさや透明感のあるピンクです。 ハンティングされたものを見ると、少し紫にも近いような気がします。

こうへい ハンティング

アクアテラスの隅々まで観察し、沢山の色をハンティング。その数はなんと21個! 水の表情や光と陰という視点、そのほかにも変わった木の色、絶対普段は気にしないような塗装工事のカバーなど。 まち歩きしているうちに沢山発見があり、発表する色は絞ったそうです。

~好き勝手並べ替えてみる~

みー きき
こうへい

それぞれのハンティングを発表した後に、全員の発見を並べて、分類しながら再現したい色を決めました。

きき・みーは、壁、地面、木、水、空、花、葉で分類
こうへいは人口と自然で分類

ハンティングした経緯をシェアしたからこそ、分類の観点は色味ではなく元の素材でした!

~ミッション出題~

第2回のミッションは「色を再現し自分の色にしよう!」というものです。
色を作る過程にも沢山の発見があるということで、色が出来るまでの過程を記録した「みちのりシート」と完成した色をのせた「パレット」を提出してもらいます。 実は大人でも1回で再現したい色を作ることは難しい。

子供達はどのような工夫をし再現に至るのか。来週もとっても楽しみです!

【第3回:再現した色を乗せたパレットの紹介】

~道のりシート、パレットの紹介~

みちのりシート、パレット(みー)

家から漏れ出す光、暗い空間に照らされた光、など2種類の光を選び再現。
途中で同じような色になりつつも、2種類の最後には特徴を捉えた色をつくりました。
なによりも、パレットをパレットの形にするとは !!! 想定外でした。(笑)

みちのりシート、パレット(きき)

つつじの色に最初から紫を使うきき。色彩センスがあるなと関心。
白をどれくらい加えたらいいのか、段階を得て色を足す量の感覚をつかんでいて、パレットにもききの個性が溢れていました。

みちのりシート、パレット(こうへい)

最初は色の配合を検討、その後水分量に変化付ける、そして最後にはストロークを工夫する。といったように段階を経て探究を深めました。
再現した色に付けた名前や、「困ったときのレモン色」など、発表で用いる言葉や色の名前の付け方が上手でした。

【まとめ】

ハンティングした色(再現するものに絞ったもの)
再現した色。みんなのパレットの完成!

「みんながハンティングした色」と「再現して出来たオリジナルの色」を並べ変えると、「おぉ~」と3人ともとてもいい反応でした!

今回の企画では、普段の生活では気が付きもしないような素敵な色に沢山出会えたと思います。 発見しては、視点が増え、また探し、そんな発見のスパイラルがまちあるきの良さなのではないかと、改めて実感しました。
そして再現するときも、考えては学び色使いや筆遣いが上手くなる感覚を覚えたのではないでしょうか。

私の自宅にも折り紙が届きました〜〜

リモート企画であったため、最後のアウトプットはオンラインで共有。
どうにか、形としてみなの成果物を残せないかを考え、みんなのパレットを折り紙にして、参加者に郵送しました。 折り紙には35cm角のものと75cm角のものがあります。 小さい方をカラーチャートとして逆ハンティングに使用したり、大きい方で千羽鶴を折るなど、素敵な使い方があったら教えてほしいです。

「こんなのやってみた!」という共有待ってます♪

そして、 「このパレットで他にもやりたいことある?」とざっくりした質問に「モザイクアートやりたい!」とこうへい。
是非やりましょう!データを渡して、パソコンでいじれる感じがいいかな?それとも折り紙使って巨大アートを作る? よろず相談室や、おはストップ!で是非相談してみてね!

~おまけ~
このコラムに紹介したもの以外にも、再現されなかった素敵な色が沢山ありました。 どうしてハンティングしたのか、ちゃんと全てに理由があります。
その発見をどうにか残したいと思い、勝手に簡易的なレポートを作成中です。 笑

きっとこのコラムを読めば参加していない子も、自分のパレットが作れるはず。色やまちあるきに興味があったら、是非とも試してみてね!

最後までご覧いただきありがとうございます。
今後もまちあるきを楽しむ企画を考えていきたいと思っています。
是非一緒に、まちあるきを通し、沢山の発見をしていきましょう!

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