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VIVISTOPのマテリアル

VIVISTOPに来る「マテリアル」

AnayamaShinichi

Shinichi Anayama

2018/7/11

VIVISTOPに来る「マテリアル」

こんにちは!VIVITAのあなっちです。
今回は、VIVISTOP 柏の葉がオープンしたときから、みんなが使っている「マテリアル」について紹介していきたいと思います。

モノ:ファクトリーってなに?
みんながものづくりで使っている「マテリアル」は、廃材とも呼ばれ、色々なところで使い道がなくなったり、邪魔にされたりしてきて…。あとはどう捨てるのかを考えられているものばかりでした。そんなときに出会ったのが「モノ:ファクトリー」でした。

彼らは、こんなふうに言っていました。

意思のある人間が自分たちを幸せにする目的のために作ってきたものが「マテリアル」です。大量生産で生み出される「マテリアル」には自分で使われ方を選べる意思がありません。ある時、たくさんの目的を失った「マテリアル」を見て思いました。

みんなを幸せにする目的で生まれて来たのに、ちょっとしたすれ違いでいらないと言われてしまう。ちょっとしたことなのに…。だったら、ちょっとしたアイデアで「いらない」が「ほしい」に変わらないだろうか。

「モノ:ファクトリー」の人たちは、そんな思いを持って、いろいろなところから送られてくる目的を失った「マテリアル」に新しい目的や価値をつけてあげるための活動をしています。

VIVISTOP 柏の葉 が立ち上がったときにも一緒に考えました。

「マテリアル」を生み出しているのは、社会で仕事をしている大人たちです。大人たちは「マテリアル」を目的を決めて生み出します。効率ということが大事だからです。だから、目的に合わないとなかったことにしようとします。
VIVISTOP 柏の葉の子どもたちは、毎日、自分の「好き」を形にしています。形にしていく時にたくさんの失敗もします。でも、その失敗からたくさんのことを知ります。そんな彼らだったらきっと、目的が違ってしまったぐらいの「マテリアル」に新しい目的を与えて、生まれ変わらせてくれるに違いない。

わたしたちは、子どもたちのものづくりの力で「マテリアル」の新しい目的が作られていくはずだと確信しました。

「マテリアル」にも人生のようなものがある
モノ:ファクトリーの河西さん。月に一度、VIVISTOP 柏の葉を訪れてくれます。

河西さんは、前橋にある工場にいます。この工場には、毎日60トンというたくさんの目的がなくなった「マテリアル」が集まってきます。その中から、河西さんのこだわりの選別眼で選ばれた「マテリアル」が、VIVISTOPに持ってこられます。

まずは河西さんの「マテリアル」を選ぶこだわりを聞いてみましょう。

わたしがマテリアルを選ぶときのこだわりは「これなんだろう」という気持ちです。例えば見たことのないものというのもありますが、見たことのあるものも「これはなんでここにあるんだろう」と感じれば選ぶこともあります。実はマテリアルを選ぶときに、他の人の意見も聞いてます。それは「なんだろう」と思う気持ちは、あなっちとわたしで違うかもしれない。でもそれがこのマテリアルの面白いところでもあります。
VIVISTOPにくる子ども達ができるだけ「これなんだろう」「どうやったら使えるだろう」「なんでこんな形なんだろう」と思ってもらえるようなマテリアル選びをしたいと思っています。

なるほど…河西さん。確かに、毎回ここに来るマテリアルを見ると、「これなんだろう」ってものばかりですよね。私もものの個性ってとっても大事だと思ってます。ものの個性からものづくりのアイデアが生まれてくることもたくさんあると思います。マテリアルもそんなふうに子ども達に影響を与えられるといいですよね。

個性の光る「マテリアル」を紹介

今回は、どんな「マテリアル」が集まりましたか? 彼らの背景も含めて教えてもらえると嬉しいです。

今回は、私たちの工場にあるマテリアルライブラリーから、なんとなく夏っぽいようなイメージで選んでみました。実はいろんな会社からいらなくなってしまうもののタイミングは、私たちの感じる時期感とちょっと遅いことが多いんです。わかりやすい例で言うと…桜の時期に、お店を飾っていた桜の装飾品が5月にいらなくなるとか、いつか使うかもと思っていたいろんなものを倉庫にためておいたけど、大掃除の時にやっぱりいらないとか。

あと、特徴的なマテリアルの背景で多いのは「余り・残り」です。みなさんも料理とかを作っていて出ることがあると思いますが、それは会社の製造の流れでも出てしまいます。イメージとすると…生クリームでケーキをデコレーションしていて、絞り袋に少し残ってしまった生クリーム…のようなイメージでしょうか。分かりにくいですかね?

そんな中で、選んだマテリアルは、この3つです!

まず、アクリルだんご!これ、透明でガラスのように見えるかもしれませんが、プラスチックです。そして、生クリーム方式で余ってしまったモノです。不思議な見た目ですよね!

次は、アルミサッシ!実はこれも余りのモノです。みなさんの家にもきっと使われてるはずで、窓枠のアルミサッシを長さ調整などでカットした余りのモノです。

最後に、ファンカバー!これは、理科室にありそうな形をしていますが、実際は機械に内蔵されている冷却ファンのカバーです。デスクトップ型パソコンのある家だったら、裏面にあるかも??

なかなか個性的な「マテリアル」が集まりましたね。
次回は、この「マテリアル」が、子どもたちの手でどんなものに生まれ変わったか紹介したいと思います。では、また!

つづく。

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